Wednesday, September 5, 2012

My Favorite Super-Dolphin 悪路を物ともせず。


                           
此度、ドルフィン特集では初の車種、
ダンプの登場です。

後輪のホイールスピンナーを筆頭に、
随所にレトロ感漂うアートトラック。

隙の無い装飾を施されながらも、
暦とした現場仕様車。

裏を返すと、ダンプが主に仕事として
走る所を考えるならば、手塩にかけた
これ程の飾りを支障無く維持されるは
大変な事。

その機能や形式が物語り、構造上の
特徴を最大限に発揮する場所は、
普段は様々な車が往来する
一般道ではありません。

アスファルト舗装された道や地域
以外が、日々の仕事場となる
状況が大半です。


通常の大型では若干困難な路でさえ、
ダンプには恰好の抜け道となる。

これが通称 ” ダンプ街道 ”。

多くの当街道と呼ばれる道のなか、
最も焦点となるのが道幅です。

道中トンネル等を含め、対向する
大型同士で何とかすれ違えれば
まだしも、相手が軽自動車でさえ
立ち往生してしまう区間は
数知れません。

運転手時代に私も幾度と無く
こういった街道を走りました。

この様な区間に近づけば、如何なる
対向車にも遭遇しない事を願うだけ。

思えば荷物の積込み場までの全区間、
おおよそジャンボの通る道とは
お世辞にも言いがたい取引先も
多々ありました、、、。


初めから整った道も進めば、時に
理不尽なまでの悪路もゆかねば
ならない。

それは運転手の方や車両に限らず、
全ての人それぞれに往く手を待つ、
決して避けては通れぬ道なのでは
ないでしょうか。

こと私の走歩は、これからも
その繰り返しのはず。

今も幼く非力ながらも、
一経営者として。

以前に一人の人間として自分らしく
その本分を全うしてゆければと
思っています。
                 

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