Sunday, September 12, 2021

My Favorite Super-Dolphin 桃姫丸。私の相棒がナンバーワンです。

桃姫丸
( 株式会社 柳井運送 )


スーパードルフィン特集、二日連続は
史上初。
 
英丸( 龍一丸 )となれば、自身の
相棒を登場させねばなりません。
 
入社当初、まずはトラックの操縦に
慣れる意味もあり、約二ヶ月程は
4 トン車の担当でした。
 
短期間ではあれど、その名残りとなる
龍がデザインされたハンドルカバーは
店内に飾っております。
 
会社の車両は全て日野製。
 
申しておきますが、車種で就職を
決めた訳では毛頭ありません。
 
誇りある古巣、柳井運送へと導かれる
ご縁だったのでしょう。
 
大型車以上は新型として浸透していた
プロフィアと、徐々に旧式のモデルと
なりつつあったドルフィンとの半々。
 
10 t へ転換を思案されていた時期、
折しも年配の運転手の方が 4 t に
乗り換えたいとの申し出が有り。
 
それがナンバー 22 - 31。
 
通称 " 鬼グリル " が装着された
スーパードルフィン。
 
何を隠そう、数台ある中でもいずれは
このジャンボの担当になりたい。
 
そう願っていたのです。
 
幸運でした、これもご縁ありき。
 
平成の元年車ながら、前担当の方から
内外共に、素晴らしいメンテナンスを
受けていたのを見ておりました。
 
私も引き継ぎ、いやそれ以上に
向き合ってきたつもりです。
 
生意気ながら。
 
また生粋なるノーマル車でしたので、
出来る限りではありましたが、少々
トラックアートも施しました。
 
それには何よりも、デコレーションに
理解を示してくださる社長の存在が
あってこそ。

積荷のメインは大小の建築用鉄骨。

荷台には納まりきれぬ幅出しや、
長尺物で前後出し等、規格外な
鉄骨資材は日常茶飯事。

ごく稀に長距離仕事もあり、その際は
帰り荷で、とてつもない原木。

またある時は、サツキの苗を
3000本、全て手積み、、、。

さすがに、平ボディが箱車の如く
なりましたが、、、。
 
そして積込み先の工場や鉄工所、また
積荷を下す現場は様々に広狭あり。
 
大型で苦心の末、進入や搬入が可能な
現場も多々あるゆえ、飾りも大々的に
出来る訳ではないのです。
 
残念ながら断念せざるを得ない
パーツ類も多々ありました。
 
限られた状況の中で、精一杯ベストを
尽くせたので後悔はありません。
 
バディとして過酷な積込み、また
走行などものともせず、本当に
よく耐えてくれました。
 
今や現存しておりませんが、生涯
忘れることはないでしょう。
 
私にとってスーパードルフィンの
頂点は、後にも先にも、桃姫丸
以外にはないのです。
 

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