ブランド : TOGUCHI
コンディション : Used
サイズ : 表記不明( M , 38 ~ 40相当 )
プライス : ¥99,800-( 税込¥109,780- )
Sold ありがとうございました。
恐らく世界にひとつのオーダー品。
そう申しても過言ではないでしょう。
同時に、このスーベニアジャケットの
制作を依頼した、一兵士の背景も
察することが出来ます。
如何なる境遇であろうと自ら志願して
海兵となり、当時の配属先は沖縄。
在日米軍では唯一の海兵隊。
それは第3海兵遠征軍の所属となる
第3海兵師団の一員。
U.S. マリーンズ、または海兵。
この呼び名の総称が米国海兵隊です。
海軍の兵士が、自らを知らしめる際に
使用する事は決してありません。
これは暗黙のマリンコープス用語。
そして背中に刻まれた数字の如く、
当地での赴任期間は1年。
私の経験からすると、たった1年とは
短すぎる様に思えます。
米軍の配属および転属、また勤務の
システムは、この様な事も時として
有りうるのかもしれません。
米国でも最後となる戦時中の徴兵とは
当時の状況は異なりますので。
ないしは、様々な事情の末に除隊へと
至ったのか。
恐らくこちらは無いと思いますが。
等々、期間に関してはあくまでも
推測にすぎません。
何より物語るのは本人の故郷。
南部の出身であったのでしょう。
正に背中がそれを証明しています。
此度の一着、ワッペン類の入らぬ
全刺繍。
日本の職人の方ならではの高度な
熟練の技で施されております。
生地の状態は申し分ありませんが、
向って右胸付近に直径 2cm 程の
白い円状のシミが二箇所有り。
( 14番目画像 )
それ以外に汚れと呼ばれる部位や、
他の損傷はございません。
スーベニア部門では沖縄を代表する
メーカーとなるトグチ製。
素材はコットンをはじめ、ナイロンや
レーヨンで数々の名品を世に輩出。
素晴らしい刺繍と共に、背負われた
前所有者の海兵としての誇り、また
望郷の念が込められた一着。
唯一無二の存在でもあるのです。
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